講師/ファシリテーター名:Sufiya(Minako Sudou)
主催者名:Sufiya(Minako Sudou)
主催団体名:Feel the love
日程:2024年/7月/4日
期間・回数:9回
開始時刻:20時 00分
終了時刻:21時 30分
開催方法:オンライン
開催場所:福島県 二本松市
参加費について:寄付
イベントページまたは申込みフォーム:https://resast.jp/events/938481
問い合わせ・申し込み先:minako.sudou.mina@gmail.com
主催者からのご案内
子どもと大人が一緒に創る 教室からの平和革命
テンバ学校の冒険
子どもと一緒に教室をデザインする…ダイアローグ&実践検討会
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東北から種まきを。
先日、岩手県のある公立中学校でNVC(非暴力コミュニケーション)の授業を行なった先生がいます。
その先生は、「テンバ学校の冒険」を読んで、深く感動し突き動かされ、授業のテーマにNVCの要素を取り入れました。
資料やワークシートも丁寧に作成されていて、感動しました。
生徒が自分には、感情やニーズがあるということを知り、そして感情やニーズにつながるというお誘いをしました。
その先生は、ご自身がNVCを学び体験した感動や気づきをベースに、限られた授業、時間数の中で実践を組み立てました。
初めての取り組みという緊張や怖さもありながら、願いと共に授業を行うのです。
・子どもたちと一緒に思いやりのある教室づくりをしたい!
・自分が大切にしたいことに耳を傾け、自分を大事にする方法を手にしてほしい!
・自分が望んでいることに向かって言葉を紡ぎ、自分の人生を素晴らしいものへと向かわせてほしい!
・人と関わること、関係性が持てたなら、どんなに素敵なことが起こるのではないかという願い。
1人の教員として、1人の母として、1人の人間として動き出しました。
子どもに深く触れることは美しく甘い感覚がある一方、子どもたちはそれとは逆の言動をとりがちで、対立や葛藤が静かに起きていたり、対応が必要な課題もある毎日。子どたちは、自分の心が思うことと、それを満たそうとする言動が違っていること、自己一致しない自分に心を痛めている現実の中にいました。
自分が大事にしていること、自分が大事なことを表現するのが難しい、または修正やアドバイスのない十分に話が聴かれる機会が少なく表現の怖さの中にいます。どう表現したらいいかさえもわからない。もしくは自分より優先するものの中で生きています。
それを みている教員の心を重たくし、痛めていました。
1人の教員の心の痛みは美しく、想像的で思いやりと愛に溢れたクラスを子どもたちと一緒に作って行けたならという願いがあります。
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日々、子どもたちと過ごす学校生活の中では、あらゆる違いが表面化する最初の場所でもあります。
違い=予測できない、怖い、不調和音、我慢、修正、攻撃、否定、同調、居られない、排除、孤立
あらゆる困難を生み出し、安全や安心、調和を意識することで主体的な活動がしにくくなります。
コントロール、従う、諦め、無感覚、反抗、暴力的な言動、起こること全てに必要があって 子ども達に立ち上がる現象ですが、その根本に触れる学習をする機会を意図的に待つことは子どもたちに学習の機会をあたえ、体験全てが財産となります。
心理的に安全だと思える体験はこうやって手にできる!という 具体的で明確なステップを学習する機会が関係性や集団には必要です。言わなくても分かり合える関係性は素敵ですが、環境が違った家庭で育った相互が理解し合うには「暗黙」や「前提」が違いすぎるので、確認するための言語(言葉)が必要になります。そして自分の必要なことを明確に言葉にするトレーニングが欠かせません、また、そこには感情という大きなエネルギーも付きまとうので、実践を試みる時自分や相手のエネルギーに驚くお子様も多いのではないでしょうか。
ゆっくり感情やニーズを時間をかけて確認し、どのように何を言葉にするかを見つけていく必要があります。
そのステップを一緒に確認し、そして一緒にステップを踏むことが心理的安全性の確保という具体的な実践の教育です。
心理的な安全がある場所は、学校だけではなく職員同士の職員室でも需要な役割を果たします。
職員同士の「前提」が同じでしょうか。
職員の中でも得意なことがそれぞれにあり、同じ現場にいても違った視点で物事を捉えていたりと違いがあり、その違いが強力し合えることで大きな視野で大きな器を子供達に差し出せるのではないかと想像します。
子そもに関わる私たちだからこその視点があるはずです。悩みもあるのではないでしょうか。
教員であることも大切にし、1人の人間として1人の人間に正直さを手放さずに関わることや影響を与え合えるのか。
「テンバ学校の冒険」から気づいたことをダイアローグをし 気づきをシェアしあいます。
また、いつも意識していない当たり前や前提がないかを見つめることを行い、それらが子どもたちに貢献しているのか、制限になっているのか 子どもたちの必要に沿って検討する機会をさまざまな角度から持ちたいと思っています。
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2週に1回
木曜夜:20時〜21時半
7月4日(木)スタート
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1、序文・まえがき
ダイアローグ
・テンバ学校のまえがきを読んで、気づきの対話
ワーク
・普段の子どもとの関わりを振りかえり、私を満たしていることと私の違和感を明確にする。
・自分が大事にしていること(ニーズ)を自分が大切にするステップを考える
シェア
2、一章
ダイアローグ
・アローン、ボビー、ジョニーの話から気づくこと。
ワーク
・日本の(学校)現場について(私/私たちが)大切にしていること、そのことにより制限・または手放していることの両方を探る。
・すぐに取り組みたい実践可能なことを探す。
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3、二章
ダイアローグ
・ブレット、ジークの話から気づくこと。
ワーク
・マインドフルな心こころ、ハートフルな理性とは?実践(体験)。自分の考えに気づき認める。意図の確認。
・存在がもたらす影響について。自分が影響を受けた経験や体験を思い出す。深く相手に触れる体験、そして気づきを持ち帰る。
・明日から、したいことはどんなこと?何を大切にしたいですか?それはどんなニーズや憧れがありますか?
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4、三章
5、四章
6、五章
7、六章
8、スピンオフ(調整日)
9、つながりの会
・現場にあることを観察し、認める。(⚪︎×しない)
・すぐに取り組みたい実践可能な小さなステップを探す。
・子供達と一緒に取り組む実践検討。
・教員同士(私たち)のサポートについて検討する。
このように範囲を決めて、内容から学習のヒントを探りピック立てします。また日々の特権のある構造(教師/生徒、校長/教員、年齢、経験年数)の中でそういった関わりや実践が可能かを検討しています。
なお、これらについて提案ですので集まったメンバーで必要なことを中心に体験学習を行い、実践の検討会を課座寝ていきます。
<参加について>
・参加されたみなさんから寄付を募ります。
(会の中で寄付についてお話しさせていただきます。意図は共にありこと、多様性、気楽さ)
(寄付は活動の栄養です。資料の作成にかかる時間や学び、私と家族の暮らしの資源が満たされます。)
・寄付はまとめてでも、分けてでも、みなさんにお任せします。
・参加自由。現場のお話、対話、個人的な体験やワークが中心になるため録画は撮りません。
・参加者はごく少数。お申込みされた方が使いやすい連絡方法でZoomのお知らせをします。
実践検討会ファシリテーター
◆Veet Sufiya(須藤みな子)
CNVC認定候補生/NVC社会活動家
現在、CNVCトレーナー鈴木重子さん・安納献さんをメンターにThe Center for Nonviolent Communication (CNVC) のトレーナーを目指しています。https://www.cnvc.org/