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N V Cと出会い、人生を素晴らしくするゲームを遊んでいるみなさまへ

CNVC認定トレーナー 小笠原春野

日本語を話す地元の認定トレーナーたち、そして、認定トレーナーになるために日々自己変容に取り組んでいる登録候補生をサポートしていただけませんか?

具体的なリクエストとしては、コロナを過ぎてやっと対面で集う機会をつくれるようになり、認定候補生サポート合宿を企画しています。アセッサーもトレーナーも候補生もそれぞれが手弁当で集い、誰も講師料やオーガナイザー料を取らないギフト形式の合宿です。それでも、対面で集うためには交通、宿泊、食事など費用がかかるので、それをコミュニティの皆さんにお金の形で応援して欲しいのです。

認定トレーナーとは、NVC提唱者マーシャルが設立した国際N G O、C N V C(センター・フォア・ノンバイオレント・コミュニケーション)のメンバーであるNVCトレーナーのことです。N V Cは自分が受け取った分だけ、すぐにでも分かち合う事が奨励されているので、現在日本では多くのN V C実践者の皆さんが練習会や共感サークルをホストしたり、講座を提供してみなさんの学びをサポートしたりしています。オンラインの講座も豊富で、日本語で読める本も出版され、どこに住んでいても、日本語でN V Cが学べる環境があるのは素晴らしいことです。

そのように学びや分かち合いを進めていく中で、特に「世界のN V Cトレーナーコミュニティとつながりたい」「CNVCのヴィジョンとミッションに共鳴し、N V Cはどんな理論や概念やプロセスを世界に提供しているのかをもっと探求したい(Knowing NVC)、その意識と精神性を生きたい(Living NVC)、自分のコミュニティで実践し、分かち合いたい(Teaching NVC)」という願いに動かされて、認定トレーナーへの道を歩いているのが、「認定候補生」と呼ばれる人たちです。

しかし、支配やコントロールではなく、お互いの人間性を尊重するパワーウィズ(分け合う力)を大切にするN V Cと「認定制度」って、そもそも相容れないのではないか?と、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。アセッサーに言われた通り学び、実践し、レポートを書き、プレゼンをして、合格したら認定をもらう。。。一般的に「認定」という言葉には、そんな「権威者からお墨付きをもらう」イメージがつきものです。C N V Cの挑戦は、同じ認定という言葉を使いながら、そのプロセスを候補生とアセッサーのパートナーシップの中で、互いに力を分け合うプロセスにすること、つまり、「認定」という概念にパラダイムシフトを起こすことです。候補生とアセッサーは、相互に関わり合いながら変容を経験する中で、一歩ずつ、合意を持ちながらプロセスを進み、完了させていきます。

これまで、認定のプロセスを共に歩いてくれるアセッサーに、日本語を話す人はいませんでした。これまで日本人で認定トレーナーになった人たちは、みんな自分が英語を話すことで、英語を話すアセッサーとの認定プロセスを歩む事ができたのです。

そこに、今年新しく認定されたトレーナーが加わったのですが、なんと、彼女は日本語だけを話しながら、このプロセスをやり遂げました。アセッサーが日本語を話さないので、間に通訳が入ることになります。それはそれはもどかしい、大変な道のりでした。その道のりを共に歩いたアセッサーは、日本語を話さないけれども、日本を愛して度々来日し、コロナ時代からはオンラインで候補生コミュニティを支え続けてくれたジム・マンスキーさんです。

ジムの夢は、日本語を話すアセッサー達に自分の役割を手渡すこと。候補生と共に変容のプロセスを歩くアセッサーが、候補生の文化を共有し、同じ言葉を話すことの重要性を、アセッサーとして痛感されたのだそうです。ジムはよく候補生に「あなたの夢を分かち合ってください。あなた自身がそれを実現するのをサポートするのが、僕の役割だし、喜びなんだ。」と言っています。今度は、私たちがジムの夢を共に見て、一緒に実現する番なのかもしれません。

日本語でN V Cを伝え、あるいは、N V Cを使って自分がいる地域で社会変革を起こす働き手になること。そして、C N V Cのメンバーとして、世界の働き手と連帯し、日本からのギフトを世界に届けること。今回の合宿では、認定プロセスの困難さにも目を向け、もっと開かれた透明性の高い、パワーウィズな仕組みづくりにも取り組みます。

日本語を話す認定トレーナー達や候補生達は、世界のN V C実践者たちとつながり、全てのニーズが大切にされて紛争が非暴力で解決される世界を目指して、日本特有の文化的、構造的な困難さにも意識を向けながら、感情やニーズとしての愛から一歩踏み出して、マーシャルが言う「行動としての愛」を持って、コミュニティに仕えるリーダーシップを自らに課そうとしています。

私たちは、N V Cコミュニティのみなさんに支えられ、押し出されることを必要としています。どうぞご協力ください。

2023年10月11日
改訂1 2023年10月15日


コミュニティ・ファンドレイジング窓口
苅部ミュア智美、川口久美子、西東万里

小笠原春野さんのメッセージを読んで&見ていただけましたでしょうか?

あえて目標金額を明記していないことに、お気づきの方もおられると思います。

私たちには夢があります。
それは、今後も引き続き、日本のNVCコミュニティと、そこに仕える人を、コミュニティではぐくみ、サポートできるような循環を作りたい、その方法の一つとしてファンドレイズをやっていきたい、というものです。
それはこの現実社会をNVCの世界観で生きる実験であると思うからです。

また、春野さんのメッセージにあった「お金の形で応援」とは、この機会に”応援講座”を開催して、NVCに限らず講座やサービス、セッション、イベントなどを提供して、そこから得たお金で応援していただく、というアイディアも含みます。

このプロジェクトに参加することで相互依存の世界、「NVCの」コミュニティの体験を増やしませんか?
——という(実は)壮大なプロジェクトへのお誘いです!

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