NVCという語の使用について

NVCやNONVIOLENT COMMUNICATION等の用語の使用をCNVC(The Center for Nonviolent Communication)認定トレーナー以外は差し控えるようにとのお願いがあります。
日本で勉強会等を主催する方はまず以下に眼をお通しくださるようお願いします。

「NVCをシェアする際のガイドライン: CNVC認定トレーナーでない人たちのために」

(原文) http://www.cnvc.org/guidelines-for-sharing-nvc
(安納献と長田誠司による日本語訳のGoogleドキュメントはこちら

非暴力コミュニケーション(NVC:ノンバイオレント・コミュニケーション)が自分の人生にもたらしてくれた貢献の数々を体験すると、今度は自分が学んだことを他の人たちにシェアしたくなるものです。実際、みなさんと一緒に協力して、すべての人々、すべての組織的な構造が、平和的に関係を築き、人生に貢献できる可能性を深めていくということが、私たち CNVC(センター・フォー・ノンバイオレントコミュニケーション)の夢なのです。ぜひとも NVC のビジョンを広める夢にみなさんにも参加してほしいと思います。そして、誠実にそして創造的に、みなさんがこころからシェアすることを応援したいと思っています。

以下に、それぞれの理解にもとづいた NVC を個人・団体・組織とシェアしたいと思っている人たちから、よく質問されることをまとめました。

なぜ NVC や CNVC などの名称がイタリック体で使われ始めているのでしょうか?

識別同定されること、際立つことやブランドを育てるといった目的のために、商標登録されている用語を周囲の文字から際立たせたいと考えています。そのための簡単で効果的な方法のひとつがイタリック体を使うということでした。

みなさんの広告資料、ウェブサイト等で、以下に列挙する商標登録済みの用語を使う場合には、この手段を採用していただきますようお願いいたします。登録商標を際立たせる、他の方法としては、太字を使う、大文字を使う、下線を引く、括弧で囲む、などの方法があります。

NVC をシェアする人たちを奨励するのであれば、なぜ CNVC 認定トレーナーという制度があるのでしょうか?

私たちの意図するところは、自分で学び取った価値あることを自分にとって意味があるやり方で伝えていく人たちを奨励することです。

一方で、私たちが NVC を教えることをトレーナー認定プログラムを通じて広めようとする理由は、体系化された知識としての NVC の一貫性を守っていくことに価値を置いているからです。そのために、CNVC 認定プロセスでの経験を共有した CNVC 認定トレーナーのコミュニティーを育んでいます。認定プロセスを通じて、私たちは、CNVC 認定トレーナーたちとの関係を築き、非暴力コミュニケーションの目的と意図を正確で、完全で、首尾一貫した信頼のおける方法で伝えるための信頼を創り発展させていきます。

CNVC 認定トレーナーは、CNVC とその他の CNVC 認定トレーナーのコミュニティーに属するように求められ、CNVC のミッションと働きをサポートするとともに、CNVC トレーナー同意書に記載のその他の事項に沿って行動するよう毎年のコミットメントを求められます。

なお、最新の CNVC トレーナー同意書は以下で入手できます:

http://www.cnvc.org/sites/default/files/trainers/2013_cnvc_certified_trainer_agreementv2.pdf

ということは、CNVC 認定トレーナーでなくとも NVC に関する自分の体験をシェアしてもいいのでしょうか?

はい! あなた自身の体験に基づいてシェアをして、その経験は NVC についてのあなた自身の理解であるという事を明確にしてくださることを歓迎します。

以下の一覧表にある登録商標のいずれかを使って、あなた自身の体験をシェアしてくださる場合、マーシャル・B・ローゼンバーグ氏の存在を知らせ、地元もしくは地域にある NVC の団体と CNVC認定トレーナーについて言及すること、そして、CNVC の連絡先やウェブサイト(http://www.cnvc.org)についての情報を提供することをお願いいたします。

NVC について宣伝したり、NVC の公式な集まりを開いてもいいでしょうか?

ワークショップやプラクティスグループ(練習グループ)の形で、あなたの NVC の体験をシェアする際には、ワークショップの大見出しや表題や副題に、以下の用語の使用を差し控えるようにお願いいたします。また、ワークショップで使う資料や、名刺、パンフレット、E メールアドレス、インターネットドメイン名(ウェブサイトアドレス)など、あなたのワークを宣伝する媒体においても同様に、以下の用語の使用を控えてくださいますようお願いいたします。これらの用語は法律で保護されている登録商標であり、CNVC が所有しているか、ライセンスを得ているものです。

しかし、NVC をシェアするなかでの説明や、あなたのワークを宣伝する資料や媒体の本文中では、これらの用語をご自由に使用してくださって結構です。

CNVC 認定トレーナーでない人々が使えるような代替の名称や見出しのリストを作ってほしいというリクエストを今までに受けていますが、みなさん自身の意図することや個人的に焦点を当てたいことを言い表すタイトルを見つけるあなたの創造性、選択、そして自由をぜひともサポートしたいと思っています。具体的な代替案のリストを作ってしまうと、サポートにならないばかりか制限してしまうことになるだろうと思っています。その代わりに、みなさんの創造性を思う存分に発揮することをお勧めします。それによって、私たちの人生に NVC がもたらす美しさを表現する他の方法がこんなにも豊かにあるのだということを思い出させてもらえるでしょう。

登録されている商標には以下の用語が含まれます:

 NONVIOLENT COMMUNICATION

非暴力コミュニケーション(ノンバイオレントコミュニケーション)

 NVC

 NONVIOLENT COMMUNICATION: A LANGUAGE OF LIFE

非暴力コミュニケーション(ノンバイオレントコミュニケーション):命の言葉

 THE CENTER FOR NONVIOLENT COMMUNICATION

(センター・フォー・ノンバイオレント・コミュニケーション)

 CNVC

 CNVC The stylized mark (logo) as registered with the USPTO (reg. no. 2460893):

米国特許庁に登録されている CNVC のロゴ(登録番号:2460893):

以下の用語は商標登録されていますが、私たちが共有している夢を実現するため、みなさんに使い続けてほしいと思っています。これらの用語は、非暴力コミュニケーションとの関連においてのみ利用していいという理解の上で、あなたのワークショップの大見出し、表題、副題や、名刺、パンフレット、E メールアドレス、インターネットドメイン名(ウェブサイトアドレス)などあなたのワークを宣伝するその他の資料や媒体の大見出し、表題、副題にも、以下の用語を使用することができます。

 COMPASSIONATE COMMUNICATION

コンパショネート・コミュニケーション、思いやりのコミュニケーション

 GIRAFFE LANGUAGE

ジラフ・ランゲージ、キリン語

「NVC のトレーナー」と名乗ってもいいでしょうか?

CNVC 認定トレーナーは、「CNVC 認定トレーナー」ということばを使うことで、CNVC とのつながりを持ち、CNVC から後援されていることが分かるようにしています。誰が後援を受けているかについてのあらゆる混乱を避けるために、CNVC によって認定を受けているもしくは後援を受けているということを暗にほのめかすようなことば、または上の一番目の一覧に表示している用語のいずれかを、名刺、パンフレット、メールアドレス、ウェブサイト名などのを含むいかなる媒体や資料でも使わないようお願いします。たとえば、「NVC トレーナー(NVC 教師)」「NVC 調停者」「NVC ファシリテーター」や、その他類似したあらゆるいいまわしは、使わないようにお願いいたします。

また、あなたの NVC の経験のシェアを受け取る方々に対して、自分が CNVC によってトレーナーとして認定されていないことを告げてくださるようお願いします。それ以外に関しては、みなさんご自身のワークについての情報、今までの NVC のトレーニングや人生の経験について、どうぞ遠慮なくお話しください。

それで全部ですか? わたしのワークショップから何らかの金銭的な見返りを期待していますか?

あなたの NVC の体験をシェアしている時に、私たちがみなさんに持ってい欲しいと願っている『与えて受け取るという精神』の現れとしての寄付でしたら喜んで受け取ります(CNVC 認定トレーナーはトレーニングから得た収入の 10%を収めています)。 これらの資金は世界中に NVC を提供するという CNVC のミッションを支えるために使われます。

プレゼンテーションを行う時に CNVC や CNVC のトレーナーによって作られた資料を配ってもいいですか?

CNVC の資料は版権で保護されています。 これらの資料を使う前に、私たちと話し合いの場を持ってください。ほとんどの資料は特定の種類のトレーニングに合わせて作られています。そして、これらの資料の明確さや正確さは、それらが作られた本来のコンテキストの中で提供された時に最大限に伝わると信じています。

個人によって作られた資料を使う場合は、まずその人に直接確認してください。自分で資料を作る場合は、「非暴力コミュニケーション」と表題をつける代わりに、創造性を活かして別の表題をつけてください。自分の体験をシェアする時に「非暴力コミュニケーション」について言及しても構いませんが、その際には、資料や内容が「マーシャル・B・ローゼンバーグとセンター・フォー・ノンバイオレントコミュニケーション(www.cnvc.org)の功績に基づいています。」ということをどこかで明記してください。

もし上記以外に質問がありましたら、最善を尽くしてお答えしたいと思います。これらのガイドラインに同意することで満たされないニーズがある場合、あなたやあなたの団体がこれらのガイドラインの外で活動をする前に、さらなる対話をするため CNVC の事務所までご連絡下さい。より平和的な世界を作り上げる旅路でみなさんとともにお仕事をする日を楽しみにしています。

–CNVC Certification Team
The Center for Nonviolent Communication
December 10, 2013

— CNVC 認定チーム
センター・フォー・ノンバイオレントコミュニケーション
2013 年 12 月 10 日

If you are interested in pursuing certification, please visit the “Certification” page on www.cnvc.org and download and read the Certification Preparation Packet (CPP) at the bottom of the page, which will provide you with further information.

認定される事に興味がある方は、CNVC のウェブサイトの「認定」ページをご覧になり、そのページの一番下部の認定準備パケット(Certification Preparation Packet (CPP))をダウンロードしてお読みください。

「認定」ページ: http://www.cnvc.org/training/certification.html

最終更新(翻訳文):2014 年 9 月 11 日

翻訳:長田誠司、安納献

当サイトについて

当サイトが使用する「NVC Japan」についてはCNVC認定トレーナーのジム&ジョリ・マンスキーさんによるNetwork for Nonviolent Communicationプロジェクトの一環という形で、使用を認められています。なお、日本人CNVC認定トレーナーとして、2016年8月に後藤剛・後藤ゆうこが認定されました。

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