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【下北沢10/10】安納献一日講座「お祝いを極める」

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きたる10月10日(月祝)、下北沢駅そばで、安納献さん(M.ローゼンバーグ著「NVC 人と人との関係に命を吹き込む法」監訳者)の講座「お祝いを極める」を開催します。

NVC(共感的コミュニケーション)でとても重要な「お祝い」。

6月にも世田谷区内で「お祝い〜ありのまま(自己受容)への入り口」としてショート版を開催しましたが、体感できること、身体で「お祝い」を理解できることをめざして、今回は一日かけてじっくりと深めていこうという意欲的なワークショップです。

★献さんからのメッセージ追加しました!★

この「お祝いを極める」というテーマを決めた理由を
献さんが綴ってくれました。ぜひお読みください!

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アレクサンダー・テクニークの教師でもある献さん。

アレクサンダー・テクニークは「心身(すなわち自己)の不必要な自動的な反応に気づき、それをやめていくことを学習する方法」(Wikipediaより)です。この説明から、NVCとの共通性を感じる方もいるのではないでしょうか。

実際、献さんとNVCの出会いは、アレクサンダー・テクニーク教師にしてNVCトレーナーでありNVC創始者のマーシャル・ローゼンバーグとともに活動していたリタ・ハーツォグさんが、アレクサンダー・テクニークの学校に招かれたことでした。

NVCは身につけてこそ。身体感覚に目を、耳を澄ませ、感じ、受け取ることが重要です。

「学んでいるのに、うまくできない」
「学んだことと実践で違うことが起こって、どうしていいかわからない」

等々の悩みをよく聞きますが、練習不足、またはそれ以前に、練習の仕方が飲み込めていない、ということが多いようです。

長年NVCを学習している方にも見られることなので、今回のワークショップを、この大きなハードルを乗り越えるきっかけにしてもらえたらと思っています。

献さんからのメッセージ

自分が尊敬するリーダーの一人にニューヨーク州ロチェスターにあるガンジー非暴力研究所の所長キット・ミラーさんがいます。キットさんとは、西海岸で行われているNVCのリーダーシッププログラムで出会いました。そのときに彼女のあり方と存在感に非常に感動しました。

その年、リーダーシップチーム内でアシスタント同士の対立があり、キットさんが二人を調停する場に立ち会うことができました。矢継ぎ早にお互いに言い合う人たちの言葉を受け止めては、動揺もせずに高速でそれを相手に伝え返す姿に衝撃を受けました。感情的になっている人たちの間にいながら平静で居続けることはその当時に自分には想像ができないことでした。

その後、キット・ミラーさんに彼女のあり方の秘訣を聞く機会がありました。そのときにキットさんがマーシャル・ローゼンバーグさんとした会話をシェアしてくれました。キットさんもマーシャルから学んでいた当時、彼のあり方に感銘を受けていました。そしてマーシャルにNVCを実践するときに、あり方の質を身につける秘訣はなにかを彼に聞いたそうです。
キットさんの問いに対して、マーシャルはこう答えたそうです。

「ある時Gratitude Nuts (感謝バカ)になることに決めた。小さいノートをつねに持ち歩き、機会があるごとに立ち止まり何に感謝しているかを書き留めることにした。」

NVCではニーズが満たされたときに、ニーズが満たされたことについてお祝いすることや感謝をすることを非常に大切にします。今回のワークショップでは、お祝いや感謝がNVC的なあり方とどのような関係があり、なぜ大切なのかについて探求したいと思っています。マーシャルが、なぜ感謝バカになることを選んだのかを理解するヒントがそこに見つかるかもしれません……

(写真は、2016年2月マウイIIT後のひととき、ハワイ州マウイ島のカパルアの海を背景に、小林旭に倣ってポーズをとる献さん)


会場:下北沢駅(小田急線/京王井の頭線)南口徒歩4分
※ 詳細は参加される方に直接お知らせします。

時間:13時半〜16時半 理論編 / 17時半〜20時半 実践編

参加費:通し15000円(各8000円)

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