VUCA*1と呼ばれる予測不能な世界において、ビックデータやAI・機械学習などのテクノロジーが経済活動に与える影響力が大きくなっているなかで、人間ならではの能力(ヒューマンスキル)の持つ意味が問われています。
個人の能力を最大限に引き出し、同時にそれらを組織・チームの成長に結びつけるためには、全体性をもって個人や組織・チームをとらえ、個々人の持つユニークネス(個性)や才能を多様な相互作用のなかで活かしていくことが必要不可欠です。
また、この時代において、組織は自らの存在意義・パーパスに改めて目を向け、それらに深くつながったところから新たな戦略を構築する必要性に迫られています。
イノベーションが生まれるチームの鍵とも言われる心理的安全性をどう確保するのか。そして、ひとりひとりが自分自身とお互いを活かしつつ、組織・チーム全体としての成長にもつながる取り組みのために、私たちは具体的に何ができるのか。
ハーバードビジネスレビュー*2で、グローバル・エンパシー指標2016のトップ10に入っている企業は、ワースト10の企業と比較して50%増の売上を生み出しているという報告があるなど、エンパシー(共感)という要素がビジネスにおいて重要視されてきています。
本講座では、このエンパシーという曖昧で掴みどころがないように見えるものを、組織のなかで、どのように実践していくのか、Marie が開発した Integrated Clarity(TM)という組織の普遍的な6つのニーズの視点から論理的に捉えていきます。
・Identity(アイデンティティ)
・Life-Affirming Purpose(生命を肯定する目的)
・Direction(方向性)
・Expression(表現)
・Energy(エネルギー)
・Structure(構造)
そして、この Integrated Clarity に基づいてエンパシーという要素を組織のなかで、具体的に取り入れ実践する方法として、Marie が開発した3次元モデルを紹介します。
・Intra-Personal 洞察・内省
・Inter-Personal 対話
・Organizational 戦略的会話
個人の内的成長(Intra-personal)、1on1の関係性の質的向上(Inter-personal)、そしてチーム・組織における成長(Organizational)という3つの次元に着目して、理論的かつ実践的なワークに取り組み、エンパシーというものを五感と知性からの体験として学んでいきます。
*1: VUCA:ブーカ「Volatility( 不安定)」「Uncertainty(不確実)」「Complexity(複雑)」「Ambiguity(曖昧模糊)」の頭文字を取ったもの
*2: https://hbr.org/2016/12/the-most-and-least-empathetic-companies-2016
日程:2019/06/15
開始時刻:10時 00分
終了時刻:17時 00分
開催場所:東京都 (調整中)
参加費について:●団体参加特別価格(1団体3名まで) ※組織内の多様な声をそれぞれ代表する方たちであると、効果があると Marie から推奨されています。 基本料金:120,000円(税込)、早割(5/20迄)100,000円(税込) ※3名以上でご参加をご希望の方は1団体あたり最大5名まで、1名追加ごとに25,000円(税込)でご参加いただけます。
●個人参加特別価格 基本料金 8万円(税込)、早割(5/20迄)5万円(税込)
イベントページまたは申込みフォーム:https://ws.formzu.net/dist/S22441744/
主催者名:長田誠司、今井麻希子
主催団体名:Marie Miyashiro 講座事務局