2017年以来継続して開催されている「共感的コミュニケーション基礎づくり」。
ユニークなアプローチで、修了生の実践力はトレーナーたちからの評価も高く、基礎づくり出身のトレーナーも増えています。
このたび基礎づくり初の無料体験会を開催します。ふるってご参加ください。
自分の中にNVC回路をつくる実践講座へのお誘い
「共感的コミュニケーション基礎づくり」とは、「非暴力/共感のからだ」づくりをテーマに、あなたの身体に共感の土台(基礎)をつくることをめざす講座です。
Nonviolent Communication = NVCとは、アメリカの心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグが開発した、「思いやり」をベースとしたコミュニケーション方法です。
NVCは、「思いやり」を人類が生き延びるために備えた資質であるととらえ、それが発揮されるとどのような社会や関係性が作れるか、発揮されないとしたらなぜか、発揮するためにはどうすればいいか、を探究し体系化した実践哲学と言ってもいいでしょう。
NVCの実践に至る道は、最初はまるで果てしのない旅路のように見えますが、身体性へ意識を向けられるようになると、全体性の回復が知らず知らず進み、非暴力・共感の感覚が見えてきます。
そんな共感の世界観を身の内に育んでいくための考え方と練習方法をお伝えしているのが、「共感的コミュニケーション基礎づくり」という講座です。
2017年からスタートしたこの講座は、年々内容を進化させて現在90期を超え、修了生は400人を超えます。かつ、修了生にはさらに学びを深めるさまざまなワークショップやサークルの機会を提供してきました。
11月スタートの講座情報はこちら→「共感的コミュニケーション基礎づくり」
ミニワーク体験&講座内容・フォローアップシステムのご案内
この無料体験会では、ミニワークを体験していただき、NVCの基本的な概念と構造を体感していただくことをめざしています。また、講座内容の概要の説明、さらには、講座後に相互に協力しながら学びを深める修了生ゼミのシステム等をご紹介します。
開催日時
2024年11月10日(日)10時〜
2024年11月10日(日)21時〜
※ 約1時間を予定しています。
※ 無料です。
会場
zoom:申し込みをすると、手元にzoomのURLが届くシステムです。
主催
NVC-Japanネットワーク(NVC基礎づくりチーム)
講師:西東万里(さいとう・まり)
CNVC認定トレーナー。音読療法士(音読療法協会)・朗読家(現代朗読協会)。NVCジャパン・ネットワーク事務局長係。CNVC (Center for NVC)認定NVCトレーナー。2007年から数十回に及ぶ海外トレーナー招聘ワークショップや国際集中合宿のマネージメントに携わる。現代朗読家としてのステージ経験を活かし、身体性からNVC実践力を養っていく独自のNVCプログラム「基礎づくり」、カードゲーム感覚でNVCを練習できる「共感トランプ」などを製作・展開し、実践的NVCの探求と普及に努めている。
先行してNVCを育児に取り入れてきた経験から、NVCを生かした子育て・教育のサポートやカウンセリング、また市民・政治・消費者団体などでのNVC勉強会を積極的にサポートしている。2022年から現代朗読家・野々宮卯妙の名で歌手カルメン・マキ、武装解除の第一人者・伊勢崎賢治との3人ユニット「憂国旅団」を率いて「戦争に抗う」ライブを展開している。NPO法人現代朗読協会代表、音読療法協会代表、日本平和学会会員、韓氏意拳学会会員。
サポート講師:栗山のぞみ
2007年にミキ・カシュタン(CNVC認定トレーナー、BayNVC創始者)の講座でNVCに出会い、以来日本に来日したトレーナーたちの講座および、安納献、小笠原春野、鈴木重子、水城ゆう、後藤ゆうこ・剛らの講座・勉強会等でも学びを深める。2014年12月に清里で行われたIIT(国際集中訓練)に参加。2015年、アメリカ西海岸のBayNVCが主催する1年間の「リーダーシップトレーニング」に参加。2016年、2017年はアシスタントとして参加。現在、NVCを学ぶ仲間と共に共感的コミュニケーションの対話会を渋谷区・参宮橋で月に1回開催する他、自らの近隣コミュニテイでも定期的、不定期に開催。「文章でつなぐ/食でつなぐ/つながりを伝える」の3つの柱を中心に、試行錯誤しつつ活動を展開中。人身取引の撲滅を目指す国際NGO「ノット・フォー・セール」の日本支部「ノット・フォー・セール・ジャパン」の副代表でもあり、共感の欠如が「搾取」「奴隷労働」を産むと考え、NVC意識の広まりが人身取引の解決にも深く関与すると信じて、活動を続けている。