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【上野1/18-】NVCミディエーション基礎講座 in 東京〔今井麻希子〕

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講師/ファシリテーター名:今井麻希子
主催者名:今井麻希子
主催団体名:
日程:2025年/1月/18日
期間・回数:2日間
開始時刻:10時 00分
終了時刻:17時 00分
開催方法:現地会場
開催場所:東京都 東京(上野)
参加費について:早割設定有
イベントページまたは申込みフォーム:https://yukikazet.com/schedule/nvc_mediation_jan2025/
問い合わせ・申し込み先:trial@yukikazet.com

主催者からのご案内

対立は、変容する – 修復的な世界を紡ぐ可能性と出会う –

NVC(Nonviolent Communication)は「べき・ねばならない」を越えて「大切なもの」に意識をむけることで、自分の内面にも外側にも平和を築くことを可能とするコミュニケーションの手法です。

では、このNVCを実際の対立・葛藤の現場にいかすには、何が必要なのでしょうか?そして、NVCをいかすことによって、どのような変容がもたらされるのでしょうか?

この講座では、NVCの創始者マーシャル・ローゼンバーグ博士が世界の激しい紛争・対立の現場において実践したNVCスキルの集大成とも言える「NVCミディエーション * 」について実践的に学んでいきます。(* ミディエーション(Mediation)とは、「調停・仲介」といった意味で使われる言葉です)

ミディエーターは対立する二者の間に入り、お互いがそれぞれの大切な願いを聴きあうためのプロセスをサポートする、いわば「平和的対話の伴走者」とも言える存在です。

「誰かのせい」と責める声を受けとめ、その奥にある願いに耳を傾ける
他責や自責の言葉を、当事者を尊重する姿勢を持って、願い(ニーズ)が伝わる言葉に翻訳し、双方が「聴きあう」ことの橋渡しをする
「AまたはB」といった二項対立を超えた「双方のニーズを大切にするための第三の道」の選択をサポートする
ミディエーションで学ぶことの中には、日常生活に応用できるエッセンスがたくさん、実践報告も多く届いています。新たな可能性の扉を開きたい方をお待ちしています。

News Picks Educationに、NVCミディエーションについて、インタビュー記事を掲載いただいています。
『関係性の紡ぎ直す力を“NVCミディエーション”から学ぼう。 対立は「べき・ねばならない」を超えた「願い」で繋がることで変容する 』https://education.newspicks.com/education-magazine/mediation-001

こういった方にお勧めです
対立を健全に扱うための視点・手法を身に付けたい方
対人支援や組織変革など、関係性やコミュニケーションに携わるプロフェッショナルの方
経営者や組織・チームのリーダー
クレームなど激しい怒りの感情に向きあう現場に直面している方
NGO/NPOなど社会活動に携わる方
NVCを伝えることに関心のある方
NVCの実践・応用力を高めたい方

参加の要件
NVCの基本となる理解(NVCの精神性、4つの要素など)があること
「反応している自分に気づく」「解釈と事実をきりわける」「共感的に「聴く」」「NVCのリクエスト」について概ね理解し、実践経験があること(ご質問があれば気軽にご相談ください)

開催日時
2025年1月18日(土)& 19日(日)(2日間のプログラムです)
時間:10:00-17:00

受講後、基礎を学んだ方たちのグループに参加いただけます。自主勉強会もございます
基礎を学んだ方を対象とした応用プログラムを半年に1回ほどのペースで開催しています
次回開講:1月31日-2月2日 in 京都(1/24夜からオンラインプレ)
https://yukikazet.com/schedule/nvc-mediation-intensive-2025jan/

主な内容
対立・葛藤をNVC意識から紐解く
「共感」への理解と実践
NVCミディエーションの9つのスキル(NVCの応用スキル)
(共感・つながりリクエスト・聞き耳を促す・緊急共感・トラッキング・中断/介入・自己共感・無防備な自己表現・解決リクエスト)
「フライトシュミレーター」という手法を活用した実践練習

受講生の声
ケースを用いてステップを踏みながら実践的に調停を経験学習できた点。また調停者だけでなく当事者全員を経験することで、異なる視点をもてた点など多数です。特に面白いと感じたのは、当事者役をやっている時、架空のシナリオにも関わらず自分が担当する当事者の「満たされないニーズ」が次々と感情として表れてきて、自然に相手の言葉に「反応」し、ロールに引き込まれる感じを経験をしてハッとしました。調停者としてはこの「反応」の強さを十分認識した上で、いかに当事者の純粋な「ニーズ」を引き出すかという鍛錬が必要だと思いました。

「怒り」の表現が、他者を威圧したり、支配したり、コントロールするための「演技」とは限らないこと。それはすなわち、本人ですらこれまで言語化されていなかった「満たされないニーズ」の悲劇的な表現であること。ニーズに着地し、それを橋渡しする仲介者(ミディエーター)の存在を通して、対立関係にある二人が再び新しい質のつながりが構築できることー。たくさん学びました。人(自分も含め)は、なんて豊かで、複雑で、面倒くさくて、ニーズを満たさずにはいられない生き物なんだろう!と圧倒されました。

対立を二者間にある解決できそうもない問題として捉えていたが、対立には自分との対立、相手との対立、自分以外で起こる対立があること、そして健全に対立することができるという新たな視点を得たこと。
メディエーターの役割も問題を解決する人ではなく、対立のそれぞれの人に起こっているその人の感情やニーズのつながりをサポートし、それぞれの人が大事にしていることを浮かびあがらせ、両者がそれぞれの大事な思いをもっているんだという気づきが生まれるようにトラッキングする場を取り持つ人という視点に変わった。
また、NVCが日常生活の中でどんな風に実践すると自分も居心地よくて、相手も居心地よいのかが色んな場面で見えてきて、体験もできた。
このメディエーション講座は、あらたまった問題を調停するものではなく、日常で起こっている仕事や家庭の関係性をよりよく修復し、より豊かな質感へと高めて行くためのものと思いました。特に仕事におけるクライアントとの関係性、組織内の上司と部下との関係性に対して、NVCを生かすための真骨頂のような講座であると考えています。 また、今回のクレーム処理を経験して、メディエーションの練習を続けスキルを積むことが、NVCを日常の実践に活かすことに直結すると確信しました。

システムコーチとして場に立ちながら、自身がコーチとして入れない近い組織や難しさを極める場面にはなにか別な筋肉を鍛える必要があると感じる日々でした。今回参加させていただき、改めてNVCのもたらすつながりの偉大さや、メディエーションの意図やメソッドからたくさんのヒントをいただけたことで、一筋の光を感じ、希望が湧いてます。
特に、ニーズをシンプルに伝え返すことがコトや手段、合意的現実から、本当に大事なことにつながりなおす、ドリーミングを明らかにすることの大きな助けになることを体感できたこと
緊急共感のようにぐっと個に入る場面と、そうしながらも場全体をホールドする意図でトラッキングすることの感覚を味わえたこと
中断や自己表現が、メディエイターやコーチとしての自分のありかた、リソースを最大に使いながら場に意図を持つことの助けになりそうと感じられたことなどがとても希望の光でした。

ナビゲーター 今井麻希子
CNVC認定トレーナー ・組織と関係性のためのシステムコーチング認定コーチ(ORSCC)/ リーダーシップ・サークル認定プラクティショナー(LCCP) / 一般社団法人日本NVC研究所代表理事 /株式会社yukikazet代表。 国際基督教大学卒業後、民間企業勤務ののち独立。NGO活動の体験から、持続可能な社会をつくるためには、人と人とが心を通わせあう関係をつくることが欠かせないと痛感。その精神基盤・具体的手法としてNVCに可能性を感じ活動の軸をシフトする。NVC創始者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士の著書『Speak Peace』(邦題『「わかりあえない」を越える-目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』(海士の風)共訳。『全人的医療を支える共感的コミュニケーション・NVC』(NVC大学出版)監訳。 経済コンテンツプラットフォームPIVOTにて「コミュニケーション・シフト – NVCで人生の新しい扉を開く」連載中。

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