共感的コミュニケーション練習会 in 新潟 (No.10)
★緊急共感 : ケンカを仲裁する⑤
共感的コミュニケーション〈=非暴力コミュケーション Nonviolent Communication=NVC〉は、来談者中心療法を開発したカール・ロジャーズを継承するマーシャル・ローゼンバーグによって体系化されました。それは、自分と相手との心の奥底にある大切なものを、ともに大切にしながらつながりを育み、平和をつくるコミュニケーションです。
意見が激しく対立するとき、双方のつながりを維持するために、発言を中断することも進行係(ファシリテーター)にとって選択肢の一つです。
発言を中断した場合、そこで共感を必要としているのは誰でしょうか。その場に居合わせている人たちすべてのニーズを満たすために、何ができるでしょうか。
今回の練習会では、共感を必要としている人に、瞬間的に共感していく緊急共感に取り組みます。
実際の会議や話し合いの場では、限られた時間の中での対応が求められますが、ゆっくりと時間をかけながら、その緊急時のための練習をします。「瞬発的」共感力を鍛えることに関心のあるみなさまの参加をお待ちしています。
○参考 マーシャル/ローゼンバーグ著/安納献監訳『NVC 人と人とのあいだに命を吹き込む法』(日本経済新聞出版社)。NVCについては、こちらをご覧ください→ https://nvc-japan.net/
■日 時 2016年5月29日(日) 午後3:30~6:30
■場 所 新潟市中央区東万代町9番1号 万代市民会館和室
■参加費 1000円(学生無料)
■主 催 新潟平和研究センター(CPSN)
■問合わせ 090-9634-4783(有田)