2020年8月のNVCグローバル・フェスティバル・ジャパンで紹介した「NVC錬金術」がバージョン(ちょっとだけ)アップして登場!
愚痴や不満を原材料として、ニーズにつながり喜びからのリクエストを生み出すワークです。
(タイトル画像背景はピーテル・ブリューゲル父の『錬金術師』)
西東が考案し、2019年から「基礎づくり」を中心に紹介してきたワーク「NVC錬金術」。その特徴は……
- NVCの4つのプロセス(観察・感情・ニーズ・リクエスト)が体感の形で織り込まれている。
- 日常の「あるある」からスタートするので、日常に取り入れやすい。
- ビフォー・アフターの変容が明確。
- 笑える。
もしあなたがNVCで言うところのキリンそのものでジャッカルのかけらもない、というならこのワークは向いていません。
このワークは、毎日泣いたり怒ったりムカついたりガッカリしたりしている人、特に、
- 身近な人に対して繰り返している不平不満がある
- 協力など、こうしてほしいと思っているのにしてくれなくて困っている
- もっと優しく接するつもりでいたのにしまいには怒鳴ったりなじったりしてしまうことの繰り返し
- 言ってやりたい! でも言えない……
といった人とぜひやりたいワークです。
現状に諦めを感じていても、少しでも変えたいという気持ちがあるなら、ごいっしょしましょう!
予告
2021年1〜4月に開催し好評をいただいた「『NVC』解体新書」を
2022年1〜4月にも開催します。
(毎週火曜日午前を予定・リクエスト受付中)
今回は12月出版の「『わかりあえない』を越える」(海士の風・刊、マーシャル・ローゼンバーグ著「Speak Peace in a world of conflict」の翻訳書)にも触れる予定です。 講義の方式・参加費等は2021年実施版に準じる予定。
必要な準備
- 日頃繰り返しがちな不平不満・愚痴・文句を思い出しておいてください
今回は、人格否定や根拠の薄い非難(「あんたバカァ?」等)ではなく、具体的な「やってほしいのにやってくれなくて困る・イラつく」といったネタをご用意ください。
例:
「食べたら食器下げて!」
「言わなくても宿題やってくれると嬉しいんだけどな」
「そこまで言うなら自分でやれよ」
- リラックスできる場所でアクセスしてください
周りに気を遣わないですむ、気楽でいられる場所を確保してください。
靴を脱いで、ゆったりした服装で、室内は寒すぎず暑すぎないと良いでしょう。
- ワークのために顔(胸から上)を出していただきます
耳だけ参加の方は、また別のワークでお会いしましょう。
- 最低一回、大きな声を出します
周囲の人の目や音が気になる場所でのアクセスは避けてください。
近くに家族などがいる場合はあらかじめ「大声を出すけれど危険はない」ことを伝えておいてください。
どうしても大声を出すことが難しい環境の場合は、大声を出すとき身体や声はどんなふうになっているかを事前に試して把握しておいてください(演技練習で、実際に大声を出さなくても大声を出したように見える・聞こえるように演技することが可能ですが、それをイメージできるといいかもしれません)。
- 文字を書きます
ペンと紙、パソコンやスマホのメモアプリなどを用意してください。
information
日時 2021年12月3日(金)20:00〜22:00
会場 zoom
参加費 3300円(税込)(基礎づくり修了生でゼミ生として年間登録している方は無料です。申し込みフォームの通信欄に「ゼミ生」とお書きください。)
お問い合わせ:https://nvc-japan.net/contact/
- 振込先情報はフォームに記載しています。フォームから申し込むと届く自動返信でも確認できます。
- 自動返信が届かない場合は迷惑メールボックスをチェックしてください。ない場合は、アドレスのタイプミスなどの可能性が考えられますので、お問い合わせください。
ファシリテータープロフィール
西東万里(さいとう・まり)&栗山のぞみ(くりやま・のぞみ)
「基礎づくり」ご案内ページ末尾をごらんください。
https://nvc-japan.net/community/2201-03net_nvcfoundation/