講師名：Duke Duchscherer
主催者名：シルバーマン恵子、掛江朋子、山本恭子、服部淳子
主催団体名：リストラティブ・ダイアログ研修会/広島大学人間社会科学研究科国際平和共生プログラム
日程：2025年11月11日
期間・回数：1日間
開始時刻：9時 30分
終了時刻：21時 00分
開催方法：現地会場
開催場所：広島大学東千田キャンパス総合校舎L棟５階SENDA LAB多目的スペース
参加費について：
イベントページまたは申込みフォーム：https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx?id=3VQExGOyJkmGjY4SZA03UAU-BXqLhFNLhjsbZWfZORtUQUQwSU5SSkFPVjQ4OU83SFFPN0JGUTE1RS4u
問い合わせ・申し込み先：tkakee@hiroshima-u.ac.jp
「被害者」と「加害者」の立場を超えて痛みの連鎖を断ち切るような対話のあり方とは？
そしてその難しさとどう向き合うのか？
世界の紛争地帯で対話をファシリテートしてきたDukeさん、刑務所での対話実践を通じた更生支援をしてきた中島学さんと共に考え、体験する一日です。（日英通訳付き）
1日の共通テーマは——
共に生きるための『修復的な対話』
【場所】広島大学東千田キャンパス 総合校舎L棟５階 SENDA LAB多目的スペース
【日時】2025年11月11日（火）
第一部：9:30−12:00：シンポジウム
第二部：14:00-17:00：修復的な対話のサークルを体験してみよう！
第三部：19:00-21:00：パネル・ディスカッション
【主催／共催】
第一部＆第二部
主催：広島大学人間社会科学研究科国際平和共生プログラム
共催：リストラティブダイアログ研修会
第三部：
主催：リストラティブダイアログ研修会
共催：広島大学人間社会科学研究科国際平和共生プログラム
講師／スピーカー
＜Duke Duchscherer＞第一部、第二部、第三部
2000年より非暴力コミュニケーション国際センター（CNVC）認定トレーナー、元MKガンジー非暴力研究所理事。非暴力コミュニケーションと修復的対話に基づいてアジアやアフリカ、中東、ヨーロッパなど4大陸で、戦争で傷ついた子どもたちや地域の平和活動家、政府や国連で働く人たちと対立を乗り越えるための「対話の場」を展開。
＜中島学＞第一部、第三部
福山大学人間文化学部教授、矯正処遇論・犯罪学・刑事政策が専門。法務省職員として法務・矯正行政に従事するとともに、少年鑑別所、少年院、刑務所に法務教官・刑務官として勤務する。
施設幹部として適正な施設運営・目的は何かという問題意識から研究をはじめ博士（法学）の学位を取得。現場の現実の課題・ジレンマ等を背景とし矯正施設の「再社会化」と対話実践による更生支援等が研究領域。
明治以降の我が国の監獄運営の歴史に関しても研究領域としており自称「監獄博士」。
第一部 シンポジウム：「対話がもたらす変容の力」
【プログラム】
9:30-9:35 趣旨説明
9:35-10:20 基調講演スピーカーDuke Duchscherer
10:30-11:15 パネル対談：Duke Duchscherer & 中島学（福山大学教授）
11:15-12:00 Q&A
【概要】
「話せばわかる」「対話が紛争を解決する」と言われても、世界の戦争での惨状を目の当たりにしている私達には、それが実現不可能なことのように感じられます。そこで、ナイジェリアやウクライナなど世界の紛争地で様々な対話をファシリテートしてきたDukeさんから、対話がどのように変容をもたらすのか、実践を踏まえてお話をしていただきます。
続くパネル対談では、Dukeさんと矯正心理学の専門家である中島学教授が、それぞれの立場から対話がどのように変容をもたらしうるのか語り合います。中島さんは、一昨年から全国の刑務所で実施されている「対話実践」に詳しく、現在も犯罪や非行からの立ち直り支援団体において実践等を継続している立場から、現場の現実にどのように応答していくのかを検討されています。
【参加費】無料
第二部：サークル体験『リストラティブ・ダイアログ（修復的な対話のサークル）』を体験する
【概要】
午後はリストラティブ・サークルを実際に体験する時間です。午前の部で語られた対話がもたらす変容の力を参加者が自らが体験し、頭だけでなく体感覚で理解を深める時間です。
【参加費】
学生＆広大教職員：無料
一般：中国四国からのご参加は5000円〜15000円のスライディング・スケール制
他の都道府県からのご参加は8000円〜15000円のスライディング・スケール制
＊スライディング・スケール制とは？＊
ご自身の経済状況に合わせて、今回のワークショップへの貢献額をご自身が決める仕組みです。貢献が生活を損なわない範囲内で、金額をお選び下さい。
第三部：パネル・ディスカッション「修復的ってどういうこと？」
【概要】
世界の紛争地で対話をファシリテートしてきたDukeさん、「塀の中」での対話を実践してきた中島さん、それぞれ活動の場は違えど根底にあるのは「修復的」という考え方と世界観。
そもそも修復的とはどういうことなのか、それが紛争地や堀の中で生きているわけでもない私たちにどう関係あるのか、ということを「堀の手前」での修復的対話に関わってきた山本恭子がお二人に現場での経験からお話を聞き出しながら、皆で一緒にご飯を食べながら考えていく時間です。
【参加費】
学生：無料（ベジ弁当の代金のみ実費を頂きます）
一般：5000円〜7000円のスライディング・スケール制（ベジ弁当付き）
お申込み
こちらのフォームからお申込みください。
＊フォーム右上で英語／日本語が選べる仕組みです＊
【お問合せ】広島大学人間社会科学研究科 国際平和共生プログラム 掛江教室まで
tkakee@hiroshima-u.ac.jp
🌱 主催／共催する私たちのこと：🌱
リストラティブ・ダイアログ研修会／広島チームは、主催も兼ねる広島大学で紛争解決学を教える掛江朋子、
米国で修復的な対話のサークルである「ピースメイキングサークル」をファシリテートしてきた山本恭子、
広島から世界へ人と繋がって平和を広げる活動を続けている服部淳子、
そして今回の来日ワークショップをコーディネートしているNVC実践者のシルバーマン恵子です。
みなさんの参加をお待ちしております。
