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NVCグローバルフェスティバル2022へのおさそい

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NVCグローバルフェスティバル2022

つながりを取り戻す
ポストコロナを生きる 非暴力コミュニケーションの視点から

セッションのご紹介 by Goni Zilberman

セッション#8 アレクサンドラ・ノーマン
心とともにある子育て

遊び心いっぱいの、対話型のワークショップです。みなさん自身の子育てにまつわる話を、フラストレーションや課題も含め、持ち寄ってください。
家庭がもっと協力的で思いやりのある場になるためのヒント、ツール、インスピレーションを手に入れましょう。
子どもたちと関わりたいと考えている方ならどなたでも参加できます。

セッション#9 後藤ゆうこ
セルフケアのためのNVC

NVCではつながりを大切にするってよく言いますが、自分とつながるとか、相手とつながるって身体的にはどういう状態なのでしょうか。私たちが共感するとき、またはできない時には、体の中でなにがおこっているのでしょう。昨今の情報過多な世の中で、私たちの体は今までにないぐらいの脅威に日々さらされています。いわゆる「トリガー」反応した状態とは、脳科学的、身体生理学的には、どんな状態なのでしょうか。反応する自分の体が教えてくれること、そして、どんなセルフケアが自己共感として可能なのか、そんな探求を練習も交えて分かち合いましょう。

セッション#6 サンドラ・カセラート&ユリ・ハーズ
安心してNOと言うために

人間関係、グループ、組織や集団の中で、抵抗、異議、違う見方、または単純にNOということは、どのくらい安全なのでしょう?
そんなに安全でないことも多いかもしれません。意識的にそして無意識に、また個人と集団両方のレベルで支配のシステムが維持され続けているからです。
このセッションでは、このようなことが私たちの人生や生活にどのようにあらわれているかを見ていきます。そして、安心してNOを言うことができる、NOのなかに知恵を見出すことのできる文化を育むためにどんなことができるか、どの方向の進むことが可能なのかに触れてみたいと思います。

セッション#7 ロバート・マオズ・クルジシュニック Robert Maoz Kržišnik
自己と繋がることへの最大限の可能性

私たちはみんな、トラウマ、痛み、条件付け、潜在意識のパターン、核となる信念を持っています。これらの重荷が一緒になると、豊かで充実した人生を歩み、最大限に輝き、この奇跡を十分に経験することが難しくなりがちです。このセッションでは、可能性という平野へ足を踏み入れ、今生きているこの人生がどのようになり得るのかを感じ取ることを、試みます。

セッション#3 鈴木重子 & 安納献
「どっちが正しい」ゲームと「人生を素晴らしくする」ゲーム

NVCの創始者のマーシャル・ローゼンバーグ博士は人生には2種類のゲームがあるというお話をしていました。それは「どっちが正しい」ゲーム(The game of “Who’s Right”」と「人生を素晴らしくする」ゲーム(The game of “Making Life Wonderful”」です。さてマーシャルは一体何の話をしていて、それはNVCとどういった関係があるのでしょうか?このセッションではこれらの2種類のゲームの意味と、NVCを実践する上でこれらの考え方がどのように役に立つかを探求していきます。

セッション#1 キャスリーン・マックフェラン
非暴力コミュニケーション(NVC)の概要:目的、本質、形態

マーシャル・ローゼンバーグが最後の10年間に教えた非暴力コミュニケーション(NVC)の中核となる枠組みを探求し、Key Differentiation (鍵となる重要な差異)が、この人生が一変するようなプロセスを学ぶ過程にどのように適合するかをみていきます。このクラスはNVCを初めて学ぶ人にも、学びを自己の実践を深めようと思っている人にも、NVCを伝えようと思っている人にもためになるように設計されています。

セッション#2 アラン・ラファエル・サイド
NVCと社会変革:NVCを活用して地球と人類のニーズをともに満たすには?

このワークショップでは、NVCをよりよい社会変革のために活用する方法を紹介します。
また、社会変革への前向きな取り組みをより大きなものにするために、NVCと共に用いることで相乗的に効果を発揮できる方法について紹介します。
「(NVC創始者の)マーシャル・ローゼンバーグ博士は、NVC意識に基づく会話が行われた数の分だけ、社会の変革がなされると言いましたが、それはどういう意味なのでしょう?システムや構造をより命や暮らしに役立つものに変化させるために、NVCは何ができるのでしょうか?このクラスで見つけてください!
ご参加お待ちしています!お会いすることを楽しみにしています。

ライジングチームからのメッセージ

6月2日 by Shahar Dagan 

僕は恋に落ちた!
白状するけど、
NVCのトレーニングやイベントの間、
よく恋に落ちるんだ。
2013年は、アヤと。
2014年は、ケイトとタミーと。
2016年にはアリンと。(今は僕の妻だ)
2018年は、ジュリアと。
まだまだリストは続く。
そういうNVCのスペースにはなにか「つながり」のちからが働いていて、参加する毎にほぼ毎回、僕のハートは飛び出してしまう。
あなたにも、それが起きる?
それがまた、オンラインでも起きることがわかったんだ。
NVCのフェスティバルで出会って恋愛関係になった人の話をいくつか聞いたことがあるよ。
すごいよね!
6月に、国内外のトレーナーによる日本の参加者向けの、大きなNVCのオンライイベントがあるから、できたら実際に来て、見てみて。
これが僕からの「キッチュな」招待だよ。
恋に落ちよう!!

5月31日 by Racheli Zohar

イスラエル人として、西エルサレムという隔離された地域で育った私が、初めてパレスチナの人と出会い、肘を交わして座ったのが、エルサレム側の砂漠で行われた9日間のNVCのリトリートでした。30歳になろうとしていた頃のことです。
この出会いでNVCが支えてくれた深い信頼と繋がりのおかげで、私は恐怖の壁を打ち破ることができました。
NVCの実践とビジョンを持ちながら、分離壁の向こう側の友人たちを実際に訪れるようになって数年が経った今、いつの日にか、実際にそこに立つ分離壁を取り壊すせるという、より大きな希望と信頼とともに生きています。
NVCのおかげで敵イメージと大きな恐怖心をくぐり抜けて、自分とは違う人たちに人間として出会えることができました。私は目と目を合わせて憎み合い、心から憎しみ合うように教え込まれていたのでした。
あなたの痛みや、あなたの内側や外側の世界にある困難が、どんなものであっても、
NVCと、この、非暴力かつ思いやりに満ちた教えにまつわる人と人との繋がりあいから、たくさんのものを受け取ることができると、私はそう思っています。
2度目のNVCグローバル・フェスティバルJAPANでお会いできるのを楽しみにしています。
私もそこにいます!
愛を込めて

5月25日 by Racheli Zohar

NVCが私に教えてくれたのは、自分の怒りに対してよりここちよくあれること。
以前は怒りを隠そうとしていました。そうしてそれは恨みへと変容したり、距離をとることになったり、後になって単に爆発したりしていました。
誰も他のやりかたを教えてくれなかったのです。
NVCを通じて、怒りとともに湧き上がってくる考えに気づき、「この考えは私の役に立つ?」と自分に問いかけることを学びました。
怒りとともにやってくる燃えるようなエネルギーを感じ、そのエネルギーの中を通り抜けながらそこで呼吸し、そのエネルギーをケアと自分にとって大切なことのために行動へと方向付け導くこと。
怒りとともにやってくる他の感情に気づくことも学んでいます。立ちはだかる怒りの背後に安心な隠れ場所をみつけた感情たちです。大きな悲しみ、喪失感、無力感といった、ホールドするには怒りよりもさらに繊細なで壊れやすい感情だからです。
そういった繊細で壊れやすい感情のための安全なスペースを作ることができると、怒りもまた変容することが可能になります。
助けになってくれるのは、NVCを学んでいる友人たちです。私の怒りを抱きとめて見てくれるおかげでそこには以前より恐れがなくなりました。
怒りは安心で聖なる友人となり得ます。以前は怒りを恐れてたのに。
今は違うふうに感じています。
怒りは前向きな変化を加速させてくれる盟友で、こうありたいと望む人生へと私を目覚めさせてくれるのです。
NVCは私の人生を変えてくれてました。NVCは、私を、優しさ、可能性、自分の内なる力へと立ち返りつづけさせてくれます。
そんな思いから、2度目となるNVCグローバル・フェスティバルJAPANに、新旧の友人たちとともに、これを読んでくださっているあなたにぜひ参加していただけたらと思っています。
ともに学び、つながりましょう!!
お会いできるのを楽しみにしています!!

日本人サポーターからのメッセージ

6月11日 

そのころ私が身を置いていたのは
NPO、手弁当の市民活動、理想を実現したいフリースクール。
一人ひとりが高い志を持ち、みな素晴らしかった。
一方でなぜかその力がまとまらない。
そがれてしまう。摩擦も起きる。
そのころ私が身をおいていたのは、
夫と子どもたち、実家の家族。
一番近い人達なのに、心が通わない。
声が届かない。傷つけあう。
私の家族とはこういうものなのだ、と思うことにした。
2014年の秋、ふと手にとったチラシを片手に、
すがる思いで小さな集会所に足を運ぶ。
チラシには
『私たち大丈夫?と感じたときにできること、コミュニティにつながりをもどす』と。
大丈夫じゃなかった。夫と私はその数日前に大喧嘩をしていた。
ワーク開始10分もたたないうちに、とてつもないものを見つけてまったと知る。
宇宙人のような人たち、吸ったことのない空気。
場では嘆き、悲しみ、怒りが変容し、
生き生きとしていて、同時に静逸でもある世界にいたる。
私もあなたも大事にされる世界。これは地球で起きてること。
私の周りのみんながこれを知ったら、
世界は絶対に変わると確信した。
けれど、一番変わるのは自分自身だったんだよ、と
この頃の私におしえてあげたい。
このお祭りでは、
私のようなNVCとの出会いが誰にでもあると信じています。
当時の私のように、生のエンパシー、
ニーズにつながるノンバイオレンスな空気に触れてほしいです。
なんといっても、
これだけの熱い魂が集まって成功させよう、
みんなに伝えよう、
世界を変えようとしているのだから、それは起こるはず。
惹きつけてやまないのは、
NVCは望む世界の変化を、平和を
私の半径0メートル、私のハートから起こせること。
ちゃんとそのやり方があって、とてもシンプルなこと。
「やり方」を超え「あり方」として深める一生ものなこと。
ニーズの世界では誰とでも(もちろん自分や、言葉を話さない人、動物・植物も!)繋がれる可能性があること。
一人ぼっちじゃないこと!
私も共感カフェとホームグループで
お手伝いしていると思います。
ニーズからつながれる瞬間が
私にも、みなさんにも、どこかであるといいなあ。
あの音をききたい。あの世界をみたい、いっしょに何度でも。
それが、みなさんをフェスにお誘いする私の願いです。

6月10日 by 古賀美佳

NVCのコミュニティの皆さん、こんにちは〜
長崎のミカです。
個人的には人間関係で悩んで始めたNVC。
子供とのこと、パートナーシップ、、
子供の未来のことを考えると、
社会への憤りなんかもあったりするけれど

やっぱりいつも「自分自身との繋がり」に戻ってきてしまう
「
内側の平和・平安が大切」で。


っていうことを、どこの国の人とも分かち合うことができる。
そんな機会がNVCの今回のフェスだと思ってます。

本当は実際にリアルで対面で集まるのが充実するのかな。

オンラインからもそんな時間に触れることができるので

今回サポーターやってます^^

よかったら、NVCのトレーナーの時間の合間に
「共感カフェ」で
キリン耳で話を聞く人(キリンたち)も
いるので
色んなNVC Global Risingを体験できる3日間です。
参加してみてくださいね〜

6月8日 by Shoko Miyagi

皆さんこんにちは。米国ウィスコンシン州在住のShokoです。
NVCって何だろう?と興味のある方は今回のNVCグローバルフェス・ジャパンに是非参加して欲しいです。NVCは今では、私の一部です。私のNVCの経験の中から一つ大きな影響があったことをシェアします。
私の職場は、育った環境、年齢、人種、文化、言葉、学歴、そして性やセクシュアリティの表現も私と全く異なる人達が、スキルと労働に給料という値がつき交換する場所。
(以前の)私は、自分にとって大切なもの、手放したくない美しく尊いものを言葉にして表現する術を知りませんでした。
NVCが役に立っているのは、ミーティング中に、自分と全く違う同僚に、うっとうしい、生意気だ、ムカつくと感じたり、怒りがこみ上げてどうしようもなくなる時、なんでコイツはこんなに理解してないとか、虚しい、無理だと思ってしまう時、それを「なんでもない事」にしないこと。それをいちいち言葉にしてみること。
この「大切な何かをいちいち言葉にしてみる」、それがNVCかも。
私の同僚の「全然理解してないうっとうしい生意気な奴」は、私が創り上げたキャラであり、何が一番うっとうしいかって、、、くやしいけど、その同僚は、私より20くらい年下で、アイデアが豊富でクリエイティブで、自分の意見をはっきり言う人で。それに比べて私は貢献するものが何も無い化石みたいな奴だ。この「貢献できない化石みたいな奴」も私が創り上げたキャラで、実際に存在しないキャラ同士が、勝手に私の中で対立している。
翌日、その同僚への私のDMはこんな感じ。
『あなたの提案するプラットフォームを使う度に勝手に触って何かを消去するかもしれないから怖いと会議中に言った事を少し考えてみました。シャッターみたいに遮断されている何かがある事にも気付いています。
でもそれって裏を返せばシャッターや隔たりが無くなる事で、もしかして私の求めていたものは、「つながっていたかった」かもしれない。このややこしいプラットフォームを使いこなせた先にある効率性や可能性につながっていたかった。チーム全体で使うから、チームのみんなともつながっていたかった。そしてこのアイデアを最初に提案したあなたの好奇心や発見にもつながっていたかったと。』
こんな照れくさいことを、いちいち言葉にするのが今の私です。人員削減から一夜明けた朝のミーティングを私が担当してくれて本当に良かったと、その同僚が私に伝えてくれました。
良かったら、もう1つ、たった3週間前に起こった出来事をシェアさせてください。
会社:(5月の半ば)3%の人員削減にあたり、230人が解雇者の対象となります。
私:(その知らせから一夜明け、たまたま朝のミーティングをリードする係だった)今日のミーティングをどう進めていこうか正直迷った。昨日の知らせを無かった事にはできないし、ここで何を言っても、解雇の対象になった人達は、3週間後には、ここから居なくなってしまう。この事実は変えられない。でも何も言わないという選択はしない。だから、こんなアイデアはどうだろう? 悲しみや痛みがある所は、自分にとって大切な何かに触れているからだと思う。失うものがある時って悲しい。その大事なものって何だろう?その大切な何かってどう表現する?話したい人から、ミュートを外して言葉にしてみて。
同僚T:私は、感情の無い人間だから、こういうの苦手。
私:うん、パスしてもいいよ。もし後で何か言いたくなったら、話してみて。
上の例は、ほんの3週間前の出来事。NVCをやってなかったら絶対こんなこと口にしなかったと思う。そのミーティングで私達チーム8人は、「大切な何か」を表現しあえました。同僚という関係性、貢献、目的、意味、ケア、クオリティ、、、とNVCを全く知らない人達なのにニーズの言葉が出てきた。自然と無防備に表現する雰囲気がそこにあったのは、実は今まで毎朝のミーティングで「感謝のシャワー」をやっていたおかげかなあと思う。
その時、私の中に浮かんできたのは、大好きなNVCトレーナーのロバート・ゴンザレス。亡くなった彼からもらったものは計り知れない。「痛みは乗り越える為に存在するのではなく、大切な何かにつながりそれに気付いていく事であり、その入り口になるのだと。」
失敗を重ねながらNVCを実践していくと、自分にとって大切な何かに気づき、それをホールドする器のような体験をすることがあります。
今回のフェスで皆さんも「大切な何かをいちいち言葉にしてみる」にチャレンジしてみませんか?
私は、セッション中のアシスタントとして参加します。トレーナーさんの質問に対して日本語でチャットに答えてもらったものを訳していきます。質問も日本語でチャットに書いてみてください。同時通訳に加え、皆さんが、心地良く気軽に参加できるようサポートします。Kathleen Macferran、Robert K. と Alex Normanのセッション中のアシスタントなので、参加してもらえると嬉しいです。
そして、私にこのような大きな贈り物をくれた今は亡きロバートの教えが、今も生きています。それが私の心を支え、困難に直面した時に平和の質を思い出させます。
今回のグローバルフェスティバルの無料イベントにて、この質感を是非体験してください。

6月5日 by 西東万里

「NVCグローバルフェスティバルジャパン2022」開催が6月17〜19日といよいよ迫ってきましたね!
海外トレーナーの話を通訳付きで聴く機会は最近あまりないので、どうぞお見逃しなく!
では古老の昔話を聞いておくれ……(笑)
コロナ以前は年に数名のトレーナーを海外から招聘してワークショップをやっていました。
『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』が出る2012年以前はNVCなんてまったく知られていないので、人に来てもらうのが本当に大変で。
呼んだのはいいけど講師料はおろか飛行機代も出せるかどうか、という状況でも来てくれたトレーナーたち(そしてノーギャラで通訳してくれた安納献さん)には感謝しかありません!
会場費やホテル代も難しいので、当時私が住んでいた世田谷区内の昭和10年築の古民家をしばしば会場や宿泊所として提供しました。
今回参加のトレーナーたちのうち、リブ、ロバート、ロキシー、サンドラ&ユリは来日したことがあります(他にも別枠で来日していたトレーナーもいるそうですが、それはまた別の機会に)。
リブはその古民家でワークショップをやり、ロキシーは何度か泊まりました(トイレを詰まらせて慌ててたなあ)。
ロバートも、うちの近くの区民スペースでトークショーを企画しましたし、サンドラ&ユリとは清里の合宿でご一緒して(当時はまだトレーナー候補生)、合気道ダンスを踊ったりしました。夜中に子ども達が寝静まったあとで「性の表現」というニーズについて(日本ではめったに選ばれない……)議論したのも覚えている(笑)。
今日はそんな中からリブのエピソードをひとつ。
リブが来たのは震災より前だったと思いますが、当時は「NVCは直訳すぎて日本には広がらない」とまで言われていて、なんとか自然な言い回しを、と苦慮していたわれわれに放った、
「あなたたちはいわば新しい言語を学んでいるのよ。最初からこなれた表現はできないよね? まず文法どおりの会話に慣れること。こなれた表現はそのあとよ」
という彼女の言葉は、まさに目から鱗でした。
それ以来、「文法通り(Classic Giraffe)」で愚直にやるようになりました。
私は朗読家ですが、シェイクスピアのセリフって現代人から見れば、聞くとちょっと恥ずかしいぐらい大袈裟に感じませんか?
しかし一流の役者は同じセリフをとても自然に言い、しかも説得力があります。
なぜか?
私の探求の結論は、「身体を通した言葉かどうか」でした。
どんなに違和感のあるセリフも、身体を通した言葉は生きていて、相手に届くのです。
言い回しや言葉遣いではなく、質感です。
こなれた表現とは、習うものではなく、自然に生まれるもの。
頭で考えているうちは伝わらない。身体を通すこと。
それを追求して、今に至ります。
今ここに辿り着けたのは、あのリブの言葉のおかげとも言えるでしょう。
そのリブにまた会えるんだと思うとワクワクします!
みなさんにとってもそんな一言に出会える場となることを願っています?
(Mari Saito@Tokyo)

6月2日 by 有吉 正樹

大切な人と、心からのつながりを持ちたい、正直に話をしたい。
そんな私の願いは、絶望として体験された。
子どもが学校に通えなくなり、部屋にこもるようになった頃、私は、私にできる最大限の愛情表現として、「再び学校に通えるようになる」事を目指しました。
そして、さらに子どもは追い込まれていったのでした。
もし、「大切な人と、心からのつながりを持ちたい、正直に話をしたい」と願った時、
私たちはどんな選択ができるのでしょうか?
その一つの方法として、今の私なら、NVCをお勧めします。
今は、NVCを学んで創る事ができた、私と子どものあたたかな関係性を、とても喜んでいるからです。
ちなみに、今回のサポートチームには、イスラエルとパレスチナの両方のメンバーがいます。
彼ら・彼女たちは、NVCを通じて、断絶を乗り越えて、人として出会い、チームとなり、今回のイベントを支えてくれています。
断絶を越え、人と人が対話できる道を見つけるのに、NVCはきっと役立つでしょう。
私は、今回のイベントで、ホームグループと呼ぶ、参加者同士でつくるグループのサポーターとして参加しています。
単に、講座を学ぶだけでなく、お互いに感想や雑談を語り、より深めていく事ができるでしょう。
学び、語り、そんな豊かな時間を一緒に経験してみませんか?
お会いできることを、心からお待ちしています。

6月1日 by Veet Sufiya

〜NVCと出会って〜
「自分とつながるー???」
NVCに出会った頃の私は、それってどういうことなんだろうと、想像もつかなかった。
何をやっても、どこか自分に自信がなかった私。
鎧が必要で、人よりできる何かが欲しかったし、褒められたり承認されるものがないと 私は生きていくことやそこに立てなかったのだと今振り返る。
現実ーーー4人兄弟の末っ子として生まれた私。
すぐ上の兄との年の差は6歳。長男兄とは12歳離れていた。
何か自分の意思を持って話すことや表現には、常に「こうあるべき」の兄弟が感じる形を意識する道徳的な愛を感じていた。
愛は十分に感じられるが、そこにある通いあうものが道徳的にこだわると流れ落ちていく悲しさに耐えられなかったのを思い出す。
NVCに出会った今、それを思い出すと 頑張ってきた自分がとっても愛おしいです。
その全部の私を包み込むように愛せるようになったのがNVCです。
もちろん、会ったことのない知らない世界に入るような怖さもありました。
でもね、直感は真実に道を開いてくれる♪そう確信できる体験がいくつもありました。
飛び込んでよかった〜って、思い出しているたった今味わえています。
自分がもともと持っている直感や感覚を愛せるようになったこと。
自分が今ここで「見えていること」や「感じること」がとっても重要で、「私」がそこに存在するからこそ、「気づき」があり、その気づきが「可能性」でもあること。
全てに意味があることや、今までの経験全て(苦しさも全部)が、気づきにつながっていく豊かさだと感じています。
今まで感じていた居心地の悪さ…
どこか阻害されるような「不思議ちゃん」そんな私だった。
でも、そのままで、そのままが大事だって受け止められる仲間が沢山できて、今は世界中に仲間がいること!
NVC Risingのコミュニティにも含まれ、年間を通してつながる仲間がいて可能性は世界につながっていくことを実感した。
英語が話せないことがとっても惨めで、辛いと思っていたけれどNVCのコミュニティはそこを越えるパワーがあった。
ニーズや感情を伝え合うただそれだけで、深く深く 私たちは繋がれると確信できた。
それを邪魔していたものは、私の思考だった。
その自分の不思議さこそが、「私そのもの」であり「可能性」と思えるようになったこと。
今まで身につけてきた「どう生きていくか」戦略すべても、私には必要だった。
必死に生きてきたからこそあるもので、その自分を愛し手にしてきたものを次世代につなげていきたいと思っています。
ティーンエイジャーの長男とのやりとりが大きく変化しているよ。
参加するのに、「緊張するな…」とか、
当日は予定があって全部に参加できないけど、「どうしようかな…」とか、
思考さんのお悩みに寄り添う前に、一時停止!
ここに参加して体験して欲しいな〜と、お誘いです。
ニーズの美しさを体験しよう。
心と身体で、そして全部の自分をまるっと体験して欲しいな…。
自分のエネルギーを感じることへ招待させてください。
自分の直感がピンときたら、参加して間違いない‼︎

フェスティバル概要

主催者名:龍村ゆかり(日本チーム共同主宰)
主催団体名:NVCライジング×NVCJAPAN国際合同主催
日程:2022/6/17-19
開始時刻:18時 00分
終了時刻:21時 30分
開催方法:オンライン
開催場所:東京都 新宿区
参加費について:12000円
イベントページまたは申込みフォーム:https://www.japan-festival.nvcrising.org/ja
問い合わせ・申し込み先:japan@nvcrising.org

国内外のトレーナーによる12セッションが勢ぞろい!

アレクサンドラ・ノーマン「心とともにある子育て」

マナシー・サクセナ「内なるジャッカルのためのスペースづくり」

アーニナ・カシュタン「語られない会話を語る ー 自分自身とそして他者とともに」

リブ・ラーソン「無防備さのパワー」

キャスリーン・マックフェラン「非暴力コミュニケーション(NVC)の概要:目的、本質、形態

サンドラ・カセラート&ユリ・ハーズ「安心してNOと言うために」

アラン・ラファエル・サイド「NVCと社会変革:NVCを活用して地球と人類のニーズをともに満たすには?」

ロバート・マオズ・クルジシュニック「自己と繋がることへの最大限の可能性」

今井麻希子「世界を拓く「問い」」

後藤ゆうこ「身体のコンパスと感情のガイダンスつながる」

鈴木重子&安納献「『どっちが正しい』ゲームと『人生を素晴らしくする』ゲーム」

そして!ロキシー・マニングさんも補講で登壇してくださいます!

すべてのセッションに逐次通訳付き

海外トレーナーが提供するセッションは全て日本語の逐次通訳がつきます。また、参加できなかったセッションは後日、録画で見ることができます。

ホームグループで聞き合う時間

今回の新しいセクションとして、ホームグループをご用意いたしました。 ホームグルームは、NVCを学び、実践し、生きていくことをサポートし合うことを目的とするグループです。会期中の3日間、毎日1時間同じメンバーで小グループをつくります。グループ内では、「いま、自分のなかで何が生き生きとしているのか」、「このフェスティバルの出会いから、何を発見し、何を持ち帰るのか」など、お互いの声を共感的に聞き合います。つながりや安全、信頼を生み出す時間にもなります。また、経験豊かなリーダーが各グループに入り、参加者のニーズを満たすサポートをします。

アーカイブ映像の特別視聴も

また、前回のフェスティバルの参加を見逃して残念に思っていらっしゃる方! アーカイブ映像視聴を1900円の追加で申し込むこともできます! このアーカイブにはロバート・ゴンザレスさんの貴重なレクチャーも含まれています。(アーカイブ映像は申し込み直後からご覧になれます)

無料プレイベントも! 日本語通訳付き、どなたでも参加OK!

5月28日(土)19:00〜「NVC and restoring the fabric of living Community パネルディスカッション:NVCと暮らしの基盤となるコミュニティの再構築について

NEW! 6月14日(火)19:00〜「The beauty of needs, continuing the teachings of Robert Gonzales ニーズの美しさーー ロバート・ゴンザレスの教えを受け継いで

 

NVCグローバルフェスティバルJAPANチームが
扉の向こうで、あなたが戸を叩くのを待っています。
心にとっての意味深い経験への喜びとワクワクと共に

NVCグローバルフェスティバルJAPANチーム
龍村ゆかり/西東万里/矢澤実穂/シンシア・スー/山崎理子
(NVCグローバルフェスティバルJAPAN2022日本チーム)

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